ニキビと聞くと、口元周りやおでこなどにできるニキビのことをすぐに考えるでしょう。ところが背中にできるタイプのニキビもあります。ニキビが背中にも出てしまった際の、引き金となる要因と効果的な治療法をご紹介します。
背中ニキビの原因を探ってみると、一番の原因は外的な要素が背中ニキビの大抵の原因のようです。外的要因に含まれるのは、背中の汚れをきちんと落とし切れていなかったり、背中の毛穴が詰まったり紫外線で肌がダメージを受けたりすることなどです。
汗を拭かないことによる毛穴の詰まりや、着ている服が体を締め付けてしまったり洗髪の際のリンスが背中に付いたままになっていることなどが一般的な背中ニキビの原因のようです。
ですから外的な要因を減らすことが、背中ニキビ改善に効果的な治療法となっています。
背中にニキビができないための予防策として、背中をいつも綺麗な状態にしておきましょう。背中にニキビが発生した場合は、肌を傷める心配が少ない弱アルカリ性の石鹸が効果的です。肌を強くこすることなく、泡で包み込むように優しく洗うことが洗う際のポイントです。
下着を選ぶ際も肌に優しいものを選び、綿・麻といった天然の素材で作られた下着や洋服を選ぶと良いでしょう。
背中ニキビのための化粧水もありますから、お風呂に入った後はこうしたもので肌を潤すことも行なうようにしましょう。
ニキビが背中に発生してしまうと、自分の目では確かめられないため、治療するのも簡単なことではないでしょう。鏡の使用や人の手を借りるなど、丁寧なスキンケアによる治療を行うようにしましょう。
また、寝具が不衛生であることが背中ニキビの要因に含まれています。これらを考え合わせると、外的な原因として考えられる要素を除いていくことから始めてみてください。
当然のこととして、生活習慣の改善や食生活の見直しも大切です。